大家さんが税理士を選ぶ際に確認すべき3つのこと

目次

  • 確認すべきこと①
  • 確認すべきこと②
  • 確認すべきこと③
  • まとめ
大家さんが税理士を選ぶ際に確認すべき3つのこと

大家さんが税理士を探すとき、「誰でも同じでは?」と思われる方もいます。
しかし税理士の選び方次第で、10年後・20年後の手取りは大きく変わります。
この記事では、大家さんが税理士を選ぶときに実際に確認してほしい3つのポイントをお伝えします。

確認すべきこと①

最初に確認すべきことは、確定申告や決算申告だけを税理士に依頼するか、日常的な相談に乗りながら長期で経営をサポートするタイプの税理士に依頼するかです。

どちらが正解かは、大家さんの状況によります。物件1棟で税務も単純な方には、確定申告や決算申告だけを比較的安価に対応してくれる税理士で十分かもしれません。一方、複数棟をお持ちの方、法人化を検討している方、将来の相続が気になる方には、申告以外の場面でも相談できる税理士が必要になります。

法人化のタイミング、相続税対策、銀行融資と節税のバランス——これらは確定申告の時期にしか連絡が来ない税理士には、なかなか相談しにくいものです。

まず「自分が税理士に何を求めているか」を整理してから選ぶことをお勧めします。

確認すべきこと②

大家さんの顧問先が複数あるか、確定申告や決算申告の経験が豊富にあるかです。

大家さんの税務には、他業種にはない論点が数多くあります。減価償却の方法の選択、修繕費と資本的支出の区分、法人化のタイミングと方法、相続税対策——これらは一般的な税務とは異なる専門知識が必要な領域です。知識が浅い税理士に任せると、本来使えた節税策を見逃したり、法人化のタイミングを誤ったりするリスクがあります。

「前の税理士に法人化を相談したら、よくわからないと言われた」「修繕費で落とせると思っていたのに、資本的支出と言われて困った」——そういったご相談を受けることが実際にあります。

大家さん専門税理士を選ぶ際に確認したいこと
「専門」を謳っていても、経験や知識の深さは事務所によって異なります。初回相談でこれらを確認してみてください。

✅個人大家と法人大家、それぞれの税務の違いを具体的に説明できるか
✅法人化の判断基準について、自分の状況に合わせた話ができるか
✅不動産を絡めた相続税対策について実務経験があるか
✅銀行融資と税務申告の関係を理解しているか

特に銀行融資との関係は見落とされがちです。節税を優先しすぎると決算書の利益が薄くなり、追加融資を受けにくくなることがあります。税務と融資の両方を理解している税理士かどうかは重要な確認ポイントです。私自身はみずほ銀行に勤務した経験があり、現在も大家として不動産を保有しています。融資の審査がどう行われるかを知った上で、税務のアドバイスができると考えています。

確認すべきこと③

その税理士と長く付き合えそうかを確認する。

大家さんの資産は、10年・20年・30年という長いスパンで動きます。物件の買い増し、法人化、そして相続——これらは一度きりの手続きではなく、長期にわたる意思決定の連続です。

そう考えると、税理士との関係も長期で考えることが大切です。確認しておきたいのは、税理士の年齢と、担当者が変わりやすい体制かどうかです。

当事務所の代表は現在41歳です。長期的に顧問契約を継続できそうと評価していただくことも少なくないです。長期の伴走を前提にした関係を大切にしています。

また、大手事務所では担当者が数年で変わることも珍しくありません。自分の状況をゼロから説明し直す手間と、積み上げてきた信頼関係が失われるリスクも考慮に入れておくと良いでしょう。

まとめ

✅「申告だけ」か「長期サポート」か、自分のニーズを先に整理する
✅不動産税務と融資の両方を理解している税理士かを確認する
✅長期で付き合える年齢・体制かを確認する

大家さんの税務についてご相談をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。初回相談は無料です。